昨年末(2013年)の展示に来て頂いた浪曲師 澤雪絵さんの名刺をつくらせていただきました。
澤さんはけれんもの(笑い話のことだそうです)がお好き、ということで洒落のきいたものをいろいろ考えて、名刺の裏はこんなかんじになりました。しんしんと降る雪と「え」で雪絵柄!
判じ絵といって、江戸の頃庶民の間で親しまれていたなぞなぞの絵にヒントを得ました。歌舞伎界ではかまわぬ、の柄に代表されるような洒落柄と呼ばれる柄が舞台で用いられるようになり、かまわぬ柄は男性に、よききくこと、という柄は女性に大人気だったそうです。
http://www.viva-edo.com/komon/komon_kabuki.html
澤さんは浅草の木馬亭で毎月公演されているそうです。私たちが展示をした路風舎でも公演をされたことがあるそう。澤さんお気に入りという左甚五郎の話を色々調べましたが、とってもよくできたお話で面白い!今度は浪曲も聞いてみたいと思います。